地下水活用システム概要

地下水活用システム

地下水活用システム

地下水活用システムを導入することで、既存の上水道とは別に、独自の水道を確保できます。
これにより、災害発生時でも水の供給を迅速に再開できるため、事業の継続が可能になります。
また、現在ご利⽤の上⽔道料⾦と⽐べ、20%前後の経済効果が期待できます。
本システムの導入にあたっては、初期コスト不要の方式と、お客様の資金で装置をご購入いただき、その後のメンテナンスを当社が承る方式の2種類をご用意しております。

地域により地下水規制があり、地下水を利用できない、または必要とする揚水量を確保できない場合があります。
<主な規制>
・揚水規制(東京都、さいたま市等)
・揚水管のサイズ規制(千葉市、横浜市、名古屋市、大阪市等)

標準フロー

膜処理について

  • 1

    前処理設備

    除鉄・除マンガンろ過塔

  • 2

    前処理設備

    活性炭吸着搭

  • 3

    中間水槽

  • 4

    膜ろ過槽

  • 5

    既設上水受水槽

除鉄・除マンガンろ過塔
鉄、マンガン等を酸化して除去します。事前に酸化剤を注入します。
活性炭ろ過塔
通常の色度成分および有機物等を除去します。有機溶剤や農薬、殺虫剤等の除去にも有効です。
UF膜
中空糸膜(0.01ミクロンの膜)を通して水中の原虫や細菌、ウイルス、濁質、コロイド、高分子を確実に除去します。
また、水質に合わせて、海水淡水化に用いられる逆浸透膜(RO膜)や、純水装置にも使われるイオン交換樹脂を組み合わせることで、飲料水としてはもちろんのこと、設備へも安心してご利用頂ける水質を実現します。
既設上水受水槽
浄化された地下水は、上水(水道水)と混合されます。水質は水道法51項目をクリアしています。
薬注装置
酸化剤、凝集剤、滅菌剤、pH調整剤など

地下水活用システムについて

メンテナンス・保守体制

24時間365日遠隔で監視を行い、異常を検知した際には
専門技術者が迅速に対応いたします。

メンテナンス・保守体制

導入の流れ

最短2ヶ月、最長4ヶ月ほどでの導入が可能です。
お気軽にお問い合わせください。

地下水活用システム導入の流れ