個別空調・集中空調・冷凍機・LED照明の遠隔自動制御と「見える化」による、トータル省エネシステムです。
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enootは、主装置・計測ユニット・制御ユニットで構成されており、各機器間の通信には920MHz帯の無線方式を採用しています。
これにより有線配線工事が不要となるため、省施工と短工期を実現します。
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各種センサー(温湿度、照度、圧力等)による制御や監視が可能です。
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EMSとは、「Energy Management System」の略で、エネルギー管理システムのことです。
建物全体はもちろん、部屋ごと・設備ごとのエネルギー使用状況をリアルタイムに監視・管理・制御することができます。EMSは、個々の設備やシステムの省エネ機能を連携させ、システム全体で最大の効果を発揮できるよう調整します。
これにより、快適な環境を維持したまま、無駄なエネルギーだけを自動でカットすることが可能です。
例えば、電力ピーク時はもちろん、通常時でも不要に稼働している設備の電源を停止したり、運転能力を調整したりと、消費電力を自動でコントロールします。
当社は、 この自動制御に不可欠な設定値のチューニングを継続的に実施することで、お客様の長期的な省エネ活動をサポートします。
当社は、令和元(2019)年度にエネマネ事業者として採択されました。
※エネマネ事業者とは、EMSを用いて企業の省エネを支援する専門家として、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に登録された事業者のことです。
省エネの方法 | 人力 | 機器更新 |
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できること | ・照明をこまめにON/OFF ・空調温度の認定 |
・照明のLED化 ・高効率空調への更新 |
メリット | ・費用をかけずにできる ・だれでも手軽にできる |
・省エネ性能が向上し、削減効果大 ・部分的に更新可能 ・補助金の活用可能 |
デメリット | ・電力使用量は削減できても、基本料金が下がりにくい ・省エネはすでに取り組み済みで、これ以上の削減が難しい ・最大需要電力がいつ発生しているか不明 |
・設備費用がかかる ・設備単体での省エネのため、削減効果が分かりづらい ・最大需要電力がいつ発生しているか不明 |
これらに対してEMSを導入すると…
省エネの方法 | EMSの導入 |
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できること | ・リアルタイムでの計測管理 ・負担設備の自動制御 |
メリット | ・電力の見える化により省エネポイントを把握 ・自動、手動で機器を制御し、基本料金の削減に貢献 ・履歴を残すことができるため、計画的な省エネが可能 ・補助金の活用が可能 |
デメリット | ・設置費用とランニング費用がかかる ・適時チューニングが必要 |
EMSがあれば、最大需要電力の削減目標を立て、計画的にエネルギー使用量を抑えることで、電気料金の削減が可能となります。
それにより、年間を通して基本料金を下げることができます。
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