社長の想い

社長の想い(9回目)

社長の想い(9回目)

新年明けましておめでとうございます。
社長の想いは9回目に成ります。
 数年前から黒字に成ってきましたが、確りした社員の待遇・年収を上げる事で更に当社は伸びると考えています。これまで黒字体制を作るため、社員の技術力アップ・色々なシステム導入にお金を掛けてきたので、社員の年収は他社より安かったと思います。それでも3年前から僅かでも社員の昇給(就業規則に入れました)・賞与を毎年上げて来ました。昨年から新体制を進めています。資格制度を利用して、技術力を上げた社員の10名を昇格させ、同時にベテラン社員6名(既に定年後も残ってくれた方々と相談して)の役職を外して頂きました。彼らの技術力は今も必要ですが、新任者の年収を上げる事により、トーホーの活力が伸びて来ています。昨年始めた新しい体制が来期で出来上がると思っています。
今期も4年連続増収増益に成ると述べましたが、地下水活用事業部の計画は予定通り進んでおり、省電力事業部は計画以上に伸びております。次の社長の想い(4月)には結果を出せると思います。前回に書いた地下水活用システムを導入したT会病院から、今度は全国各病院のLED導入の話を頂き、毎月病院のLED工事を行っています。昨年より地元の山形放送のコマーシャル(月・水・金の6時半ニュースで放映おり、キャッチフレーズは山形から全国へ。)は山形から全国への地図がLED(弊社製品)で現実に成って来ています。トーホーのテリトリーは北海道・東北・関東でした。一時札幌から福岡まで営業所を作りましたが、大阪以西の業績は上手く出来ませんでした。(名古屋・大阪・姫路・福岡の事務所は大阪だけ残して3件の事務所を閉鎖しました。)現在は札幌・山形(本社)・東京・大阪に事務所を持っており、効率を考えてトーホーの大阪以西は業務提携した会社(大変お世話に成っております。)と協力して仕事を行っています。昨年は地下水活用事業部に新卒(山形の工業高校)2名・中途採用大阪支店2名が入社しましたが、残念でながら東京支店の新卒は取れませんでした。地下水活用事業部は順調に伸びておりますが、今迄定年後も頑張ってくれた社員が3名退職するので、中途採用の2名を増やしたいと思っています。今迄余裕もないメンバーで事業を行っておりましたが、余裕を持った体制にしたいと思っています。来年の新卒を東北支店(地元テレビのコマーシャルを先生と生徒が見てくれば幸いと思います)と東京支店で採用したいと思っています。
 省電力事業は今迄開発した製品(LEDランプ・動力インバータ・冷ケースの低圧制御・散水装置)で行けると判断し、昨年省電力事業部に昇格しましたが、お陰様で開発した製品の受注は増えてきました。思った以上に伸びているのはLEDランプです。大きな流通会社は既にLEDを導入しており、LEDのランプの交換より器具付きを使用しています。トーホー(中小企業)はLEDの仕事が難しいと思いましたが、中小企業の良さが有ると思い、病院・工場・ビル等の蛍光管をLEDランプの交換をしていきたいと思っていました。実際遣ってみると、お客様の要望(照度(明るさ・暗さ)・電源消費等が大手会社と違う事)を小まめに対応すれば受注出来る事が分かり、良い仕事をさせて貰っています。今期の省電力事業部は増収増益に成りましたので、来期5月から東京支店(地下水活用事業部と省電力事業部の同席でした。)から別フロアーに省電力事業部が移動します。今迄の事業部員と新しい戦力(男子1名・女子1名)が加わり、別フロアーは省電事業部と成ります。
最後に各新聞社が記事「蛍光灯実質製造禁止へ 20年度めどLEDに」を平成27年11月26日に載せた事を述べます。トーホーはLED導入の事業を進めておりますので、追い風を貰った記事ですが、営業をしていると大手企業以外のLEDへの置き換えはまだまだ残っている事が分かりました。白熱灯と蛍光灯の製造と輸入が出来ないと大変に成ると感じて、一般社団法人日本照明工業会にお聞きしました。
内容 11月26日付朝日新聞報道に対する顧客への対応について
   蛍光灯製造に関するマスコミ報道に対するお客様へのご説明
答え 2020年に白熱灯(白熱電球)、蛍光灯(蛍光ランプ)製造が禁止されることはありません
答えの通り、蛍光灯の製造は出来る事が分かりましたが、蛍光灯よりLED(暗いと言われましたが数年前から照度もアップしています。)が消費電力を大きく削減できます。今後もLED交換が進むと思います。
次回は4月なので、今期の決算等も述べたいと思います。

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