社長の想い

社長の想い(8回目)

社長の想い(8回目)

社長の想いは8回目に成ります。
当社は3年連続の決算で売上高と純利益を共に伸ばしており、山形本社で営業戦略会議(上期決算と下期の抱負)を11月13日(金)に行いますが、皆様のお陰で今期も4年連続の増収増益に成る予定です。当社の社員は4年前の32名から50名に増えておりますが、一緒に頑張ってくれた社員も退職しているので、今後も社員を採用する予定です。東京支店は都立工業高校2名の採用を予定しましたが、新卒者の応募が無い状況です。昨年まで2年連続で新卒の社員を採用出来ましたが、当社の内容が良くても中小企業の力不足で悔しく思っています。今の人員不足は中途採用(既にいい方の入社も決まっています。)で対応しながら力を蓄えて、将来性を考えて今後も新卒者を継続的に採用していきます。今期の省電力事業は今迄のお客様への信頼を貰うために各装置の試験導入を色々なお客様で行ってきましたが、1年掛けて効果の結果が上がって「LED・動力インバータ―・散水装置・要冷低圧制御」の採用が確実に成り、省電力事業部の社員が今忙しく動いています。
今回は地下水活用事業部について述べたいと思います。
社長の想い(6回目)で80件(平成20年4月納入・札幌ショッピング店舗)を越したら地下水活用事業は黒字に成り、成功したと述べておりましたが、平成22年1月に100件目(山形T会病院)を納入し、メンテナンス事業は確実な黒字体制になってきました。平成23年7月に山形ショッピング店舗(118件)のリニューアル装置を納入しましたが、10年前に納入した大型ショッピング店舗13件が平成22年4月から平成23年7月までの間に、リニューアル装置を全て交換導入しました。勿論現在も当社がメンテナンスを行っており、全リニューアル装置の導入は当社の勲章と思っております。平成11年8月納入の1号装置は10年間のメンテナンス契約を終えてから、再契約して現在16年目のメンテナンスを行っております。お客様から今迄の質問・経緯を聞かれてもご説明出来るのが、当社の強みであり売りと考えております。その間に当社の技術者の育成(資格取得制度の合格表彰者の1号は平成22年5月でしたが、昨年は1級管工事施工管理技士が1名合格し、今年は1級管工事施工管理技士の1次試験を2名が合格しました。)と新しい人材を採用して、装置とメンテナンスの技術力を伸ばしてきました。
私は環境事業(当時は地下水活用システムを主に)を行っているので、国際標準化機構(ISO)の定める境管理の国際規格が必要と考えましたが、ISO14001規格を取得するためには当社の実力は未だ難しいと思っておりました。そのおり、山形の方から国際標準化機構のISO14001規格を参考としつつ、中小事業者にとっても取組やすい「エコアクション21」を紹介されて、当社は挑戦しました。各支店に委員を定めて、環境への取組を促進するとともに、その取組(二酸化炭素排出量、廃棄物排出量、総排水量、化学物質使用量を規定)を効果的・効率的に実地して、「エコアクション21」の認証・登録証を2012年3月2日に頂きました。現在年2回の営業戦略会議(5月と11月)の中に講師を呼んで、全社員で「エコアクション21の研修会」を行っています。
最後に当社(私)の環境理念について述べます。
「株式会社トーホーは、地下水浄化システムの製造販売・メンテナンスならびに省電力システムの提案・施工・販売などの業務を通じて、お客様に、低コストで、安全・安心な水を提供し、また省エネルギー推進のお手伝いを行っています。私たちは、エコアクション21環境経営システムを運用することになって、継続的に自らの事業活動が環境に与える影響と負荷を可能な限り削減していくとともに、豊かな自然が育んだ恵まれた水資源を大切にし、エネルギーの有効利用を通して、社会に貢献してまいります。」
次回は1月なので、来年の抱負を述べたいと思います。

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