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2002/07/13

ビル用水に地下水活用~システム提供、本格展開~

ビル用水に地下水活用
安全、効率的な浄化
経費30-40%削減
天童のトーホー
システム提供、本格展開
環境設備の供給などを手掛けるトーホー(山形県天童市、五十嵐健社長)は、飲料を含めた施設全体の用水に地下水を活用するシステムの提供事業を本格展開する。大手スーパーと共同研究を重ね、安全性が高く効率的な浄化処理のノウハウを構築。上水道に比べ、年間の水道経費の30-40%削減を可能にする。
利用者の敷地内に地下百メートル前後の深井戸を掘り、くみ上げた水を利用する。鉄、マンガンなどの除去、2段階のろ過、塩素消毒を行い、安全性を確保。ろ過装置の主要部分には長期使用に耐えられるステンレスを採用する。バックアップを兼ね、上水道を全体量の2割程度使用。24時間の遠隔監視を実施し、トラブル発生時は、自動的に上水道に切り替わる仕組みとなっている。
トーホーは、地下水の状態や水質などの事前調査から、システム設計、行政手続き、一連の装置の試運転まで一貫して受注。装置類は専門メーカーから調達、井戸の掘削、躯体工事なども外部委託する。稼働後は保守点検を実施。意向確認から引き渡しまでは4-6ヵ月が標準で、万が一、井戸を掘っても予定していた水量や水質が得られなかった場合は、経費はすべて同社で負担する。
大手スーパーとは、安全面の研究を共同で行い、1999年に一号機を納入。その後に改良を繰り返し、これまで24基を納めた。
既に、JR山形駅ビルのホテルメトロポリタン山形やメトロプラザを経営する山形ターミナルビルに納入、今月15日に稼働する。されに福島県内の総菜メーカーやショッピングモール、スポーツクラブなどから受注を獲得。今後は病院やデパート、さらには工業用水としての活用を働き掛けていく。
同社はこの部門に業務を特化する考えで、本年度は、全体の七割近い13億円の売り上げを計画。年間15件程度の受注を目指す。

2002/07/12

山形駅ビルに地下水浄化装置

【山形】環境保全機器開発などのトーホー(山形県天童市、五十嵐健社長)はこのほど、ホテルなどのJR駅ビルを運営する山形ターミナルビル(山形市、妹尾健二社長)に、地下水を飲料水に活用する浄化システムを納入した。ターミナルビルは15日にシステムの稼働を始め、水道代として年間3-4割の経費削減を見込んでいる。
ターミナルビルは1日に平均250トンの上水道を使用しており、このうち8割程度を地下水に切り替える。地下水は敷地内の地下70メートルからくみ上げ、有機分などを除去し、塩素消毒したあと、0.01マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルまで異物を分離・除去するフィルターでろ過処理する。トーホーは地下水の浄化システムをこれまでスーパー向けに全国で24基を納入した実績を持つ。

2002/07/09

浄水の8割以上地下水から供給~山形ターミナルビル~

浄水の8割以上地下水から供給
山形ターミナルビル

山形ターミナルビル(山形市、妹尾健二社長)は十五日、山形駅ビルと同社が運営するホテルメトロポリタン山形に、地下水の活用システムを導入する。くみ上げた地下水を飲料水やトイレ用水などに用い、これまでに比べ水使用の経費を30-40%削減する。
システムは省エネ機器などを手掛けるトーホー(山形県天童市、五十嵐健社長)が開発した。敷地内の地100メートルから水をくみ上げ、従来、上水道から供給していた浄水の8割以上を、ろ過した地下水に転換する。ろ過フィルターは織り目が0.01ミクロン(ミクロンは1000分の1ミリ)と細かく、水の安定性は高いという。

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